突然死に関するデータ
京都大学保健管理センター長・予防医学の専門家による愛知県内勤労者男女約20万人を対象とした調査の中に、突然死した264人のデータがあります(1989年から7年間にわたる調査)。
これによると、突然死は40代、50代が最も多い、男性のほうが女性よりも約2倍の確率で起こる、月別では4月が多く、平均的な月の1.62倍、ウィークデーよりも日曜日が1.9倍、土曜日が1.36倍というように週末に多く起こる、深夜から未明にかけて起こる確率が高い(午前0時~3時は、午前9時~12時の1.71倍)、突然死の死因は、心臓血管系が50%以上で、急性心筋梗塞が最も多い。
しかし、80%程度が原因不明で心不全ということになる(厳密には心不全は死因ではなく、心臓が機能しなくなることで停止)、会社で勤務中に突然死する確率は20%弱、勤務外が80%強であり、内訳は、睡眠中20%、入浴中5%、用便中5%ということで、自宅で発生する確率の方がかなり多い、となっています。
このデータからすると、40代、50代のバリバリ現役の男性が突然死してしまうケースが多いということになります。4月や週末に多いことについてですが、推測としては、職場や家庭の環境変化などが徐々に精神的、肉体的なストレスとなって溜まっていくことも影響していると考えられるでしょう。いずれにしても、わずかな前兆も見逃さないようにしたいものです。
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これによると、突然死は40代、50代が最も多い、男性のほうが女性よりも約2倍の確率で起こる、月別では4月が多く、平均的な月の1.62倍、ウィークデーよりも日曜日が1.9倍、土曜日が1.36倍というように週末に多く起こる、深夜から未明にかけて起こる確率が高い(午前0時~3時は、午前9時~12時の1.71倍)、突然死の死因は、心臓血管系が50%以上で、急性心筋梗塞が最も多い。
しかし、80%程度が原因不明で心不全ということになる(厳密には心不全は死因ではなく、心臓が機能しなくなることで停止)、会社で勤務中に突然死する確率は20%弱、勤務外が80%強であり、内訳は、睡眠中20%、入浴中5%、用便中5%ということで、自宅で発生する確率の方がかなり多い、となっています。
このデータからすると、40代、50代のバリバリ現役の男性が突然死してしまうケースが多いということになります。4月や週末に多いことについてですが、推測としては、職場や家庭の環境変化などが徐々に精神的、肉体的なストレスとなって溜まっていくことも影響していると考えられるでしょう。いずれにしても、わずかな前兆も見逃さないようにしたいものです。
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